平成28年4月、交通政策審議会答申第198号において、東京8号線の延伸(押上~野田市)が「地域の成長に応じた鉄道ネットワークの充実に資するプロジェクト」として明確に位置付けられるとともに、茨城県西南部地域への延伸に関する記述が初めて盛り込まれました。
市民の皆さまや多くの関係自治体のご協力による17万筆にのぼる署名活動を始め、熱心で力強い誘致活動の成果であり、関係者の皆さまのご協力に感謝申し上げます。
位置付け
地域の成長に応じた鉄道ネットワークの充実に資するプロジェクト
意義
都区部北東部、埼玉県東部及び千葉県北西部と都心部とのアクセス利便性の向上を期待。
課題
- 事業性に課題があり、複数の都県を跨がる路線であるため、関係地方公共団体等が協調して事業性の確保に必要な沿線開発の取組等を進めた上で、事業主体を含めた事業計画について十分な検討が行われることを期待。
- なお、茨城県が、東京の都市機能のバックアップ等の観点から、東京都心と近隣地域(茨城県西・南部地域)とのアクセスを改善する道路・鉄道網の強化策として、更なる延伸について検討している。