企画展「中川祐俊猊下 悟達の書画展」

坂東市生子の萬蔵院の前住職で、真言宗豊山派管長・総本山長谷寺化主を務めた中川祐俊(なかがわ ゆうしゅん)猊下(1913‐2005)の書画や木彫作品を展示しました。

【会　期】　令和3年7月22日(木・祝)～9月30日(木)
              　9月20日(月・祝)より開館、11月23日(火・祝)まで会期延長　
【会　場】   坂東市立資料館(坂東郷土館ミューズ)　　　　　　
【開館時間】平日 午前10時～午後6時30分／土日祝 午前10時～午後5時
【休館日】　月曜日(祝日の場合はその翌日)、祝日の翌日
【入場料】　無料

※状況により急な変更となる場合がありますので、最新情報はホームページをご覧ください。

【展示の様子をご視聴できます】

展示の様子が茨城新聞で紹介されました。

こちらをクリックしてご視聴ください。→【茨城新聞クロスアイホームページ】

同時開催「郷土館ミューズ美術品展」


【重要】新型コロナウイルス感染症拡大防止にご協力ください
　新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、入館・施設利用にあたっては、感染症拡大防止対策として、マスク着用、手指消毒、ソーシャルディスタンスの維持、長時間の滞在を避ける、来館者の氏名・連絡先の記入をお願いするとともに、咳や発熱等の症状がみられる方、体調のすぐれない方は入館をご遠慮ください。利用者の皆様には、大変ご不便をおかけいたしますが、 ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。
【アクセス】
   坂東ICより車で約10分で行くことができます。この機会に展覧会へお越しください。

[企画展チラシ]


※会場ではA4サイズ・三つ折り6ページのチラシを配布しています
チラシのPDFデータはこちらをクリック → チラシPDF

[企画展概要]
萬蔵院(坂東市生子)の前住職・中川祐俊猊下(1913-2005)は、真言宗豊山派管長・総本山長谷寺化主を務められ、ローマ教皇との特別謁見など多くの業績をあげられました。また、社会福祉法人慈光学園を創立し、地域福祉の拡充にも尽力され、三笠宮・同妃両殿下が2度ご台臨されています。祐俊猊下はユーモアとわかりやすさ、含蓄がある書画や彫刻作品なども制作され、「芸術家管長」とも称されました。平成17年に92歳で遷化され、本年は17回忌にあたります。今展覧会では、書画や木彫作品、思い出深い写真等を展示し、祐俊猊下を偲びます。ぜひ、ご観覧ください

[中川祐俊猊下略年表]

　中川祐俊(なかがわ ゆうしゅん)猊下
　〈画像提供〉大正大学事業法人(株)ティー・マップ
大正2年(1913) 　 奈良県・総本山長谷寺山内に生れる
昭和11年(1936)　大正大学卒業
昭和20年(1945)　慈徳山萬蔵院第七十三世山主に就任
昭和33年(1958)　精神薄弱児施設慈光学園認可、園長に就任
昭和35年(1960)　社会福祉法人慈光学園認可、理事長に就任
昭和49年(1974)　真言宗豊山派宗務所総務部長に就任
昭和51年(1976)　総本山長谷寺事務長に就任
昭和58年(1983)　真言宗豊山派宗務総長に就任
昭和63年(1988)　真言宗豊山派第二十六世管長、総本山長谷寺第八十世化主に就任
平成4年(1992)　  ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世に特別謁見
平成17年(2005)　遷化(92歳)

[展示作品]
　
                      達　磨
　
         福聚海無量                       良寛詩

                               可聞可見可言

                                是故応頂礼
　　
　            六地蔵                    密厳仏国土

                            十善戒

[展示会場]




中川祐俊猊下の多彩な作品、愛用の品々、思い出の写真などを展示しました。

[会場の様子]



市内外から多くの方が来場し、中川祐俊猊下の多彩な作品を鑑賞しました。