○坂東市建設工事検査技術基準
平成17年12月1日
訓令第87号
(趣旨)
第1条 この訓令は、坂東市が発注する建設工事の着手から完成までを検査する上で、工事の品質確保及び検査の適切な実施を図るため、検査の技術的検査項目及び着眼点を定めるものである。
(検査の技術基準)
第2条 検査は、当該工事の出来形を対象として実地において行うものとし、契約図書に基づき、工事の実施状況、出来形、品質及び出来ばえについて適否を行うものとする。
(1) 工事の実施状況の検査は、契約の履行状況、工程管理、安全対策等の実施状況の資料と契約図書とを対比しながら行うものとする。
(2) 出来形の検査は、工事目的物の設置位置、出来形の寸法及び出来形管理の資料と設計図書とを対比しながら茨城県土木工事施工管理基準で定める出来形管理基準及び規格値に基づき行うものとする。
(3) 品質の検査は、品質及び品質管理資料と設計図書を対比しながら、茨城県土木工事施工管理基準で定める品質管理基準及び規格値に基づき行うものとする。
(4) 出来ばえの検査は、仕上面、通り、すり付けなどの程度及び全般的な外観について目視及び観察により行うものとする。
2 各種工事における主な検査項目及び着眼点は、別表によるものとする。
3 部分引渡検査についても、前2項を適用するものとする。
(検査の事後処理)
第3条 実地に検査した箇所は、測定した数値を出来形管理図、平面図、構造図等に記録し、復命するものとする。
附則
この訓令は、公布の日から施行する。
別表(第2条関係)
主な検査項目及び着眼点
1 土木工事
〔一般土木工事〕 | ||
工種 | 検査項目 | 備考 |
1 土工 河川土工 道路土工等 | (1) 基準高、幅、勾配、延長、断面形状 (2) 土質又は岩質 (3) 施工状況、施工管理状況の確認 締固め、埋戻し、盛土 (4) 仮BMの確認 | ・(1)については数箇所選定して実測確認 ・施工管理資料及び工事写真による確認 ・残土処理法の確認 ・盛土材料の確認 ・リサイクル法関係書類の提出確認 |
2 路盤工 | (1) 基準高、幅員、厚さ、延長横断形状 (2) 使用材料の品質管理状況 (3) 施工状況、施工管理状況の確認 | ・(1)については数箇所選定して実測確認 ・施工管理資料及び工事写真による確認 ・表面の仕上がり状況、不陸の有無 ・プルーフローリングによる不良箇所のチェック ・構造物に接する部分の転圧状況の確認 |
3 舗装工 | (1) 基準高、幅員、厚さ、延長横断形式、平坦性 (2) 使用材料の品質管理状況 (3) 施工状況、施工管理の状況確認 | ・(1)については数箇所選定して実測確認 ・品質管理、施工管理資料による確認 ・施工継目の状況 ・構造物に接する部分の施工状況 ・平坦性(目視、必要により管理結果) |
4 コンクリー卜工一般 | (1) 使用材料の品質管理状況 (2) コンクリー卜の強度 (3) 施工状況の確認 | ・品質管理、施工管理資料による確認 ・試験値のばらつき、最低強度の確認 ・必要に応じシュミットハンマーテスト又はコア抜取り強度テストにより確認 ・打設状況の適否(工事写真による確認)豆板の有無、打設・締固め方法の適否 ・養生方法 ・塩化物含有量、アルカリ骨材反応対策 |
5 鉄筋工 | (1) 施工状況の確認 (2) 使用材料の規格、寸法、試験結果 | ・(1)については現地測定(中間検査、監督確認)又は工事写真により確認 ・鉄筋加工の適否 ・鉄筋間隔、組立の正確性、結束の確実性 ・かぶり、継手の可否 |
6 ブロック積擁壁 | (1) 基準高、法長、勾配、厚さ延長、(面積) (2) 基礎工、基礎砕石 (3) 使用材料の品質管理状況 (4) 施工状況の確認 | ・(1)については数箇所選定して実測確認 ・胴込、裏込材の施工状況 ・裏丁張り、裏型枠の実施状況 ・水抜き管の配置、取付状況 ・ブロック面のはらみの有無 ・必要に応じて注水試験 |
7 張ブロック | (1) 基準高、法長、勾配、厚さ延長、(面積) (2) 基礎工、基礎砕石 (3) 材料の品質管理状況 (4) 施工状況の確認 | ・(1)については数箇所選定して実測確認 ・均しコンクリート、基礎砕石厚さについては3箇所選定して抜取り確認 ・均しコンクリートとブロックの密着状態 |
8 コンクリート擁壁 | (1) 基準高、天端幅、高さ、延長、法勾配 (2) 基礎工、鉄筋工、コンクリート工 (3) 使用材料の品質管理状況 (4) 施工状況の確認 | ・(1)については数箇所選定して実測確認 ・品質管理、施工管理資料による確認 鉄筋加工組立状況及びかぶり 基礎杭と躯体の位置関係 コンクリー卜の品質状況 ・打継ぎ目の施工状況 ・縦方向の通り ・表面の仕上がり状態、豆板の有無 |
9 モルタル吹付工 | (1) 面積、法長、厚さ (2) モルタルの品質 (3) 施工状況の確認 | ・数箇所穿孔により厚さ及び金網のかぶり等の確認 ・亀裂、浮上がりの有無 ・周辺法面との取付状況 |
10 樋門、樋管工 | (躯体工) (1) 基準高、内空断面(幅、高さ)、厚さ、延長 (2) 鉄筋工、コンクリー卜工 (3) 基礎杭工 (門扉工) (4) 開閉機能等 | ・基礎工、基礎杭施工状況の確認 ・継ぎ手部漏水の有無 ・ひび割れ、破損の有無 ・埋戻し土質及び転圧等施工方法 ・門扉の作動試験(動力)、操作の円滑性 ・水密性の確認 ・有害ながたつきの有無 |
11 管(函)梁工 | (1) 基準高、延長、高さ、径又は幅、厚さ (2) 使用材料の規格寸法 (3) 基礎工 (4) 鉄筋工 (5) コンクリート工 (6) 施工状況の確認 | ・(1)については数箇所選定して実測確認 ・基礎工、鉄筋工、コンクリートの施工及び品質の適否 ・中心線のずれ ・継ぎ手部漏水、ひび割れの有無 ・管底のたるみ等の不具合の外観確認 ・埋戻し方法 |
12 側溝、水路工 | (1) 基準高、厚さ、幅、高さ、延長 (2) 基礎工 (3) 施工状況の確認 | ・(1)については数箇所選定して実測確認 ・漏水の有無、継ぎ目の施工状態 ・埋戻し方法 |
13 杭基礎工 | (1) 基準高、本数、間隔と偏心 (2) 使用材料の品質、規格寸法 (3) 施工状況の確認 | ・許容偏心量の確認(監督員に確認) ・施工管理資料により確認杭頭の処理、継ぎ杭施工状況の適否打込み長さ支持力(監督確認又は施工管理資料) ・施工方法の確認(写真等) |
14 ウェル、ケーソン工 | (1) 基準高、各部構造・寸法偏心、傾斜量 (2) 地耐力 (3) 沈下管理 (4) 工場製品ウェルの品質、寸法 (5) コンクリート工(ケーソン) | ・(1)については数箇所選定して実測確認 ・地耐力(監督確認又は施工管理の資料) ・コンクリート打継部、ウェル接合部の施工状況 ・傾斜量、偏心量 ・掘削土の処分方法の確認 |
15 溶接工 | (1) 溶接長、脚長、のど厚 (2) 溶接棒の種類、溶接方法 (3) 溶接工の資格 (4) 施工状況の確認 | ・外観観察、工事写真による、必要に応じ放射線検査 ・溶着金属表面の均一性、割れ、ブローホールの有無、アンダーカット、オーバーラップ等の母材接合部の状態観察 ・母材のゆがみ |
16 塗装工 | (1) 塗料の種類、品質、色別、色調 (2) 素地調整、塗装回数 (3) 膜厚 (4) 施工状況の確認 | ・現地観察及び工事写真による確認 ・ケレン度の適否 ・塗膜の状態(気泡、むらの有無) ・隅部、裏面等の塗残しの有無 ・膜厚計による計測 |
17 橋梁一般 | (1) 基準高、縦横断勾配、橋長、幅員、橋面工 (2) 伸縮継手、支床工 (3) 施工精度、仕上がり美観 | ・現地測定及び施工管理資料による確認 ・取付道路との取合い、排水処理の状況 ・遊間の適否、平坦性、アンカー据付けの状況 |
18 橋梁下部工 | (1) 基準高、形状寸法 (2) 中心線のずれ、角度、位置関係 (3) 杭基礎工 (4) 鉄筋コンクリート工 | ・(1)については現地実測により確認 橋座、胸壁の標高、胸壁・橋脚中心間の距離の計測等 ・相互の位置関係:橋台・橋脚相互間の対角線長の確認等 ・配筋検査結果等の確認 |
19 RC、PC橋上部工 | (1) 桁又は版の形状寸法 (2) PC鋼線・鋼棒の配置及び緊張管理状況 (3) 鉄筋及びコンクリート工 | ・現地測定及び施工管理資料により確認 断面寸法、桁間隔、全長、支間 ・緊張力の設計計算書との照合 ・キャンバーの確認(支間中央) ・配筋検査結果等の確認 |
20 鋼橋上部工 | (1) 使用材料、部材の品質、形状、寸法 (2) 仮組の仮説の状況 (3) 鉄筋工及びコンクリート工 (4) 塗装工 | ・品質及び施工管理資料により確認 指定材質の確認(ミルシート等) ・床版鉄筋の径及び組立状況 ・工場仮組検査により確認 ロールきず、割れ、有害腐食の有無、全長、支間、断面、桁間隔、平面対角、断面対角、製作キャンバー、ウェブの変形・曲がり、各部材長の計測等 部材溶接工の適否等 ・架設キャンバー ・排水、高欄等附属施設の設置・固定状況 |
21 離岸堤 | (1) 基準高、天端幅、延長 | ・材料の品質・規格の確認 ・ブロック製作工一般 ・使用重機類の確認 |
〔下水道工事〕 | ||
22 マンホール工 | (1) 基準高、厚さ (2) 形状寸法 (3) 施工状況の確認 (4) 使用材料 | ・(1)(2)について現地測定により確認 ・計画路面高との段差 ・躯体コンクリートの断面寸法、厚さ (製品については規格証明書による。) |
23 推進工 | (1) 基準高、延長 (2) 中心線のずれ (3) 使用材料の規格寸法 | ・(1)についてはマンホール位置で実測確認 ・管路勾配及び蛇行の有無 ・建設汚泥の処理状況確認 |
24 シールド工 | (1) 基準高、延長、覆工厚 (2) 中心線のずれ (3) 仕上がりの内径 (4) セグメント裏込注入 (5) 使用材料の品質、規格、寸法 | ・(1)については現地測定及び施工管理資料により確認 ・管路勾配及び蛇行の有無 ・建設汚泥の処理状況確認 |
25 処理場施設 (土木工事) | (1) 基準高、幅、高さ(深さ)長さ (2) 鉄筋コンクリート工 (3) 使用材料の品質、規格 | ・(1)については現地測定及び施工管理資料により確認 ・基準高の確認(特に自然流下施設) ・配筋検査結果の確認 ・漏水及び止水板施工の確認 |
2 建築工事
工種 | 検査項目 | 備考 |
1 共通事項 | (1) 工事進捗状況の把握 (2) 材料の保管良否 (3) 安全及び衛生の良否 (4) 施工写真及び資料による確認 (5) 設計書及び設計図に対する精度(良否) (6) 現場技術者の能力、配置 (7) 工程表及び施工計画書 (8) 建築基準法及び関係法規による確認 |
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2 仮設工事 | (1) 危険防止の確認及び措置 (2) 仮設物の設置及び撒去確認 (3) ベンチマーク、跡片づけ地均し確認 (4) 境界の確認 |
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3 杭打ち工事 | (1) 材質、規格、寸法及び本数の確認 (2) 位置及び支持力の確認 (3) 工法の確認 | RCパイル、PHCパイル、 SCパイル、三角杭、鋼管杭 |
4 土工事 | (1) 根伐り、埋戻し及び残土処分の確認 (2) 栗石寸法、転厚、地耐力の確認 |
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5 鉄筋工事 | (1) 材料規格、寸法及び配筋状況の良否 (2) 試験結果表の報告 | 基礎、柱、はり、床版、壁、その他 |
6 コンクリート工事 | (1) 骨材の材質、寸法、配合の試験及び結果報告 (2) コンクリートの強度試験及び結果報告 (3) 型枠及び型枠の存置日数の確認 (4) クラックの良否、豆板の有無 (5) 幅、基準高の確認 (6) PC部材の製作及び組立状況の良否 | (ア) 基礎幅はつぼ堀の場合2箇所以上、布堀の場合3m2内外に1箇所以上 (イ) 柱、はりの基準高及び幅は原則として一区画について2箇所以上 (ウ) 段高は一区画について2箇所以上 |
7 鉄骨工事 | (1) 材質、規格、寸法の良否 (2) リベット、ボルトの種別、径本数の確認 (3) 加工組立状況の良否 (4) 溶接、防錆塗装の良否 (5) 溶接の欠陥、変形 | (ア) 柱の倒れは、桁行張間方向随意 (イ) はり水平度は、桁行張間方向随意 |
8 組積工事 | (1) 材質、規格、寸法の良否 (2) 積高、目地の確認 (3) 配筋の確認 | 壁、がりょう |
9 防水工事 | (1) 材質工法の良否 (2) 各所納り良否 (3) 建具回りの防水処理の確認 (4) 漏水の有無 (5) 防水保証書の確認 |
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10 木工事 | (1) 材質、等級、寸法、乾燥状態及び仕上の良否 (2) 部材の仕口、継手加工及び金物の良否 (3) 養生、防腐処理の確認 (4) 施工程度の良否 | (ア) 天井高は一区画について2箇所以上 (イ) 枠は随意 |
11 屋根工事 | (1) 材質、葺上り程度及び納りの良否 (2) 漏水の有無 |
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12 左官工事 | (1) 下地処理の程度の確認 (2) 厚さ、勾配の良否 (3) 平滑度、仕上状況の良否 |
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13 建具工事 | (1) 材種、材質、形状寸法の仕口の良否 (2) 開閉具合の良否 | 各種建物及び附属金物 |
14 ガラス工事 | (1) 材種、固定状態の良否 |
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15 内装工事 | (1) 材種、割付、目違、傷跡汚れの良否 (2) 釘、ビスの間隔の確認 (3) 仕上状況の良否 |
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16 塗装工事 | (1) 下地材の乾燥程度の確認 (2) 塗り回数の確認 (3) 刷毛むら流れなどの仕上状況の良否 |
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3 電気設備工事
工種 | 検査項目 | 備考 |
1 配管工事 (共通) | (1) 配管の種類、太さ、本数等の確認 (2) 配管とボックスとの接続及びわん曲部の施工確認 (3) 配管の支持方法及び支持間隔の確認 (4) ボックス及び配管位置の適否 (5) 送り接続部、ボックス接続部のア―スボンド確認 (6) ハンドホールの位置及び寸法の確認 (7) ケーブルの埋設標の確認 |
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2 配線工事 (共通) | (1) 電線の種類、太さ、本数等の確認 (2) 電線接続の施工確認 (3) 接続端子の締付け確認 |
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3 受変電設備 | (1) 各機器の定格仕様の確認 (2) 各機器の配置、数量の確認 (3) 盤類の寸法、材厚の確認 (4) 盤類の計器、ランプスイッチ等の数量、目盛値の確認 (5) 開閉器の数量、容量等の確認 (6) 端子締付けの確認 (7) 変圧器二次電圧の計測 (8) 保護継電器類の動作機能試験 (9) 絶縁抵抗測定 (10) 絶縁耐力試験 (11) 接地抵抗の測定 |
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4 電灯電熱設備 | (1) 盤の開閉器容量、トリップ値の確認 (2) 盤の分岐回路数、電流容量等の確認 (3) 絶縁抵抗測定 (4) 接地抵抗測定 (5) 器具の形式、ワット数、電圧、周波数等の確認 (6) スイッチの点滅区分確認 (7) コンセントの形式容量等の確認 (8) 誘導灯の停電時点灯確認 (9) 非常照明灯の点灯確認及び照度測定 |
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5 動力設備 | (1) 盤の寸法、材厚等確認 (2) 開閉器の容量、トリップ値、数量等確認 (3) 計器類の数、目盛値確認 (4) 端子締付けの確認 (5) 監視、表示、故障表示、ブザー等の確認 (6) 自動、手動切替操作の動作確認 (7) インターロック回路の動作確認 (8) 電動機の回転方向確認 (9) 絶縁抵抗測定 (10) 接地抵抗測定 |
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6 拡声装置設備 | (1) 増幅器の形式、ワット数の確認 (2) スピーカー、アッテネーターの定格数量等確認 (3) 子電話機の配置、番号等の確認 (4) 配線接続部の接続方法確認 |
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7 インターホン設備 | (1) 形式、容量、子機数等の確認 (2) 電源装置の容量、電圧等確認 (3) 子電話機の配置、番号等の確認 (4) 通話明瞭度の確認 |
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8 テレビ共聴設備 | (1) アンテナ、ブースター等の仕様定格確認 (2) 分岐器、分配器等の仕様接続の確認 (3) 各端子において電界強度測定 (4) 各チャンネルの受像状況確認 |
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9 自動火災報知設備 | (1) 受信機の形式、容量等確認 (2) 表示窓名称及び記入方法の確認 (3) 警戒区域図の確認 (4) 絶縁抵抗測定 (5) 回路導通試験 (6) 火災動作試験 (7) 予備電源装置にての動作確認 (8) 各回線ごとに表示、べル鳴動の確認 (9) 感知器の種類、種別等確認 (10) 各感知器の作動試験 (11) ポンプテスト及び燃焼試験 (12) 発信機による消火栓ポンプ起動確認 (13) 電話機の通信状況確認 |
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10 避雷針設備 | (1) 突針、避雷導線の仕様確認 (2) 避雷導体の取付接続確認 (3) 接地抵抗測定 (4) 端子部の締付確認 |
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4 機械設備工事
工種 | 検査項目 | 備考 |
1 一般事項 (共通) | (l) 管理技術者・主任技術者の確認 (2) 技能士の確認 (3) 工程写真の整理状況のチェック (4) 火災保険。建退共の確認 |
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(5) 諸官庁への提出書類の確認 | 許可申請書類に留意 | |
(6) メーカーリストのチェック |
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(7) 承認図の確認 | 電気容量の整合性 | |
2 配管工事 (共通) | (1) 配管の種類、サイズ (2) 弁の種類と耐圧 |
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(3) 可とう継手、伸縮継手の取付状況 | 支持状況のチェック | |
(4) 自動エアー抜き弁の取付状況 (5) 温度計・連成計の取付状況 (6) 支持間隔及びがたつき状況 | ドレーン水は排出できるか | |
3 保温工事 (共通) | (1) 保温材の厚み (2) 仕上げ材の種類の確認 |
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(3) ラッキングのコーキング状況 | 雨水の混入はないか | |
(4) 凍結・結露対策の確認 | 寒冷地対策の配慮 | |
4 防錆・塗装工事 (共通) | (1) 防錆処理は適切か (2) 名札の取付け、文字の確認 (3) 文字書き、矢印は適切か (4) 下塗り、仕上塗装は適切か |
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5 給水設備工事 | (1) 水道加入金・負担金について | 支払いは完了しているか |
| (2) 漏水テストの有無 (3) 土中埋設深さの確認 (4) 埋設シートの確認 (5) 埋設表示杭の確認 (6) 受水槽の清掃は実施されているか (7) 受水槽の蓋にかぎはついているか (8) 受水槽の電極棒の長さは適切か | 写真にて確認 写真にて確認 写真にて確認 |
6 排水設備工事 | (1) 配管材料・口径の確認 |
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(2) 屋外排水の流れの状況 (3) マンホール蓋の耐圧は適切か (4) マンホール蓋のレべルは適切か (5) 漏水箇所の確認 (6) ますの破損はないか | 勾配は適切か | |
(7) 掃除口と床の仕上げは適切か (8) 臭気の逆流は心配ないか | 厨房器具類の排水に留意 | |
7 衛生設備 | (1) 水洗・器具類のがたつきはないか (2) 水洗と壁のすき間はないか (3) 自動水洗の作動状況は良好か (4) 洗浄水の量と圧力は適切か (5) 大便器のトラップは汚れていないか |
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8 消火設備 | (1) スプリンクラーヘッドと天井のおさまり (2) 消火栓箱と壁のおさまり |
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9 ガス設備 | (1) ガス漏れ感知器の作動状況は正常か (2) ガス漏えいテストは実施しているか |
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10 さく井設備 | (1) 揚水試験は適切か (2) 水質検査は実施しているか (3) 電気検層結果とストレーナーの位置関係は適切か (4) 充てん砂利とストレーナーの目幅は適切か (5) 水位の運転状況は適切か |
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11 し尿浄化槽 | (1) 土留め等の仮設工事は適切か (2) 残土の処理は適切か (3) 蓋の取付状況は適切か (4) 仕上モルタルは良好か (5) 騒音対策は配慮されているか |
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12 空気調和設備 | (1) 風切音は発生していないか (2) 騒音は許容値を超えていないか (3) 吹出口・吸込口のおさまり (4) 風量のバランスは良いか (5) ダンパー類の取付けは適切か (6) ファンコイルの取付けは適切か (7) 主要機器の中央制御は良好か |
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13 ダクト工事 | (1) ダクトの補強工事は適切か (2) 水抜き穴はあるか (3) 防鳥網・防虫網はあるか (4) 吹出口で結露は発生していないか (5) 支持は適切か |
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14 自動制御 | (1) ON・OFF制御は適切か (2) 状態監視は適切か (3) 故障・警報表示は適切か (4) 補器類は適切か |
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15 解体・撤去 | (1) 専門業者に適切に委託されているか | 汚水や油のくみ取り等 |
(2) 建設廃材の処分は適切か | 書類にて確認 | |
(3) フロンガスの処分は適切か | 〃 | |
(4) 廃止届出を提出しているか | 危険物・浄化槽・夕ンク類 |