○坂東市標準職務遂行能力を定める規程
平成28年3月31日
訓令第18号
(趣旨)
第1条 この訓令は、地方公務員法(昭和25年法律第261号)第15条の2第1項第5号の規定に基づき、職制上の段階の標準的な職の職務を遂行する上で発揮することが求められる能力として標準職務遂行能力を定めるものとする。
別表(第2条関係)
標準的な職 | 標準職務遂行能力 | |||
部長 | 能力 | 危機管理力 | 市に重大な影響を及ぼす事柄を回避又は軽減させる対策を講じることができる。 | |
ビジョン設定力 | 基本構想・基本計画等広い視野から、将来を見据えた中長期のビジョンを保有し、指導することができる。 | |||
資源活用力 | 人・もの・金を十分活用し、質の高い行政サービスを提供できるよう指導することができる。 | |||
決断力 | 市の方針に基づき、部の方向を示し、施策を実現化させるための決断ができる。 | |||
態度 | 倫理観 | 自身の立場を自覚し、自己管理を行い、不正に対しても毅然とした態度をとることができる。 | ||
勤務時間中は、誠実に効率的に仕事ができる。 | ||||
服務規律を守り、職場全体のより良い風土作りに努めることができる。 | ||||
住民との協働意識 | 常に住民の視点で業務を遂行することができる。 | |||
常に住民満足度向上に向けての視点を持つことができる。 | ||||
行政としての業務領域を認識して、市民との対応ができる。 | ||||
責任感 | 指示された仕事を最後まで全うすることができる。 | |||
自分の役割や立場を十分理解し、期待にこたえることができる。 | ||||
自分の失敗を他人に転嫁したりせずに、自分の失敗に関しては自分の責任とすることができる。 | ||||
経営意識 | 市業務全体の視点から、他部門との連携を考えて所属組織の運営に当たることができる。 | |||
中・長期的なものの見方やコスト意識を持って行動することができる。 | ||||
課長 | 能力 | 意思決定力 | 組織のビジョン・方針に沿った意思決定をすることができる。 | |
これまでの経験や習得した知識・技術から意思決定をすることができる。 | ||||
状況分析、問題分析、リスク分析等を行った上で意思決定をすることができる。 | ||||
折衝調整力 | 関係部局、関係団体その他関係者と状況に応じた的確な関係を確保できるように心掛けることができる。 | |||
所管業務の情報を関係部署、関係団体、マスコミ等に適宜効果的に提供することができる。 | ||||
常に積極的に調整に当たり、突発的な事態や困難に直面しても自らの判断で迅速、冷静に行動し、状況を打開することができる。 | ||||
人材育成力 | 職員の能力、経験等を十分に把握し、その適性を考慮した業務配分ができる。 | |||
職員の育成のために、労をねぎらい、仕事の成果を誉めたり、時にはしかることも適切に行うことができる。 | ||||
日常的に職場内でOJTを実践し、自己啓発を奨励するとともに、接遇全般に関する指導を行うことができる。 | ||||
課題解決力 | 課題解決に当たって、住民ニーズ、市の方針、行政コスト等を十分に踏まえて的確な解決策を講じることができる。 | |||
改善策立案に際しては、原因分析を的確に行うことができる。 | ||||
幅広い視点や周囲の意見を柔軟に取り入れながら、前例にとらわれない効果的な対応策を立案することができる。 | ||||
組織管理力 | 方針 | 職場の使命やその実現のための方針を明示して、組織内に浸透させ、職員のモチベーションを高めることができる。 | ||
コミュニケーション | 職員の勤務状況、健康状態、悩み等をよく把握し、適切な助言を行うことができる。 | |||
職場環境 | 職員の意見を積極的に取り入れるなどの職場運営への参画を求め、職員の自主性を発揮させる組織作りを行うことができる。 | |||
態度 | 倫理観 | 自身の立場を自覚し、自己管理を行い、不正に対しても毅然とした態度をとることができる。 | ||
勤務時間中は、誠実に効率的に仕事をすることができる。 | ||||
服務規律を守り、職場全体のより良い風土作りに努めることができる。 | ||||
住民との協働意識 | 常に住民の視点で業務を遂行することができる。 | |||
常に住民満足度向上に向けての視点を持つことができる。 | ||||
行政としての業務領域を認識して、市民との対応ができる。 | ||||
責任感 | 指示された仕事を最後まで全うすることができる。 | |||
自分の役割や立場を十分理解し、期待にこたえることができる。 | ||||
自分の失敗を他人に転嫁したりせずに、自分の失敗に関しては自分の責任とすることができる。 | ||||
改革意識 | 前例にとらわれない視点で、現状での最も適した方向を前提に業務運営に当たることができる。 | |||
新しいアイデアや複数の意見を検討し、業務に当たることができる。 | ||||
担当業務に関しての費用対効果やコストを考えた業務運営ができる。 | ||||
課長補佐 | 能力 | 企画計画・遂行力 | 幅広い情報収集を行い、所管業務に必要な情報を的確に把握しているとともに、必要に応じて関係者への情報の共有化を行うことができる。 | |
幅広い視野や自身の問題意識から、前例にとらわれない発想で、所属組織の方針に基づく具体的な改善策や施策をまとめることができる。 | ||||
自ら提案し、又は指示された業務は、多少障害があっても実施段階に移すことができる。 | ||||
専門知識 | 担当職務分野における固有の業務知識を有することができる。 | |||
事業領域に必要な固有の技能を有することができる。 | ||||
最新の専門知識が維持・習得できるように行動することができる。 | ||||
コミュニケーション力 | 分かりやすく、説得力のある説明を粘り強く行い、相手の理解を得ることができる。 | |||
関係者の立場や意見を十分に理解して、円滑な意思疎通を図ることができる。 | ||||
市民の考え方や行動を理解し、親切・丁寧な対応ができる。 | ||||
指導力 | 所属組織の業務を的確に管理することができる。 | |||
部下・後輩に対して、業務の目的や方針を明示しながら、取るべき行動を的確に指示することができる。 | ||||
能力開発及び接遇向上推進の視点から、部下・後輩に適切なアドバイスを行うことができる。 | ||||
判断力 | 自らの所管業務に関しては、あらゆる状況において正しい判断をすることができる。 | |||
報告、連絡、相談の必要性、相手及びタイミングを適切に見極めることができる。 | ||||
日常の職務遂行、行動(意思決定、対応)は、職場の使命や業務方針から大きく逸脱することがない。 | ||||
態度 | 倫理観 | 自身の立場を自覚し、自己管理を行い、不正に対しても毅然とした態度をとることができる。 | ||
勤務時間中は、誠実に効率的に仕事をすることができる。 | ||||
服務規律を守り、職場全体のより良い風土作りに努めることができる。 | ||||
住民との協働意識 | 常に住民の視点で業務を遂行することができる。 | |||
常に住民満足度向上に向けての視点を持っている。 | ||||
行政としての業務領域を認識して、市民との対応ができる。 | ||||
責任感 | 指示された仕事を最後まで全うすることができる。 | |||
自分の役割や立場を十分理解し、期待にこたえることができる。 | ||||
自分の失敗を他人に転嫁したりせずに、自分の失敗に関しては自分の責任とすることができる。 | ||||
チームワーク | 日常業務の遂行に当たり、必要に応じて上司や部下・後輩・同僚との協力や意思疎通を行うことができる。 | |||
組織目標の達成に向け、円滑に業務を遂行することができる。 | ||||
視野を広く持ち、周囲と協調しながら業務を遂行することができる。 | ||||
チャレンジ | 自身の仕事の質・量の拡大を目指して意欲的に業務に取り組むことができる。 | |||
仕事の手順の改善、企画提案・改善提案を意欲的に行うことができる。 | ||||
仕事に関する知識や技術の向上に取り組むことができる。 | ||||
係長 | 能力 | 企画計画・遂行力 | 幅広い情報収集を行い、所管業務に必要な情報を的確に把握しているとともに、必要に応じて関係者への情報の共有化を行うことができる。 | |
幅広い視野や自身の問題意識から、前例にとらわれない発想で、所属組織の方針に基づく具体的な改善策や施策をまとめることができる。 | ||||
自ら提案し、又は指示された業務は、多少障害があっても実施段階に移すことができる。 | ||||
専門知識 | 担当職務分野における固有の業務知識を有している。 | |||
事業領域に必要な固有の技能を有している。 | ||||
最新の専門知識が維持・習得できるように行動することができる。 | ||||
コミュニケーション力 | 分かりやすく、説得力のある説明を粘り強く行い、相手の理解を得ることができる。 | |||
関係者の立場や意見を十分に理解して、円滑な意思疎通を図ることができる。 | ||||
市民の考え方や行動を理解し、親切・丁寧な対応ができる。 | ||||
指導力 | 所属組織の業務を的確に管理することができる。 | |||
部下・後輩に対して、業務の目的や方針を明示しながら、取るべき行動を的確に指示することができる。 | ||||
能力開発及び接遇向上推進の視点から、部下・後輩に適切なアドバイスを行うことができる。 | ||||
判断力 | 自らの所管業務に関しては、あらゆる状況において正しい判断をすることができる。 | |||
報告、連絡、相談の必要性、相手及びタイミングを適切に見極めることができる。 | ||||
日常の職務遂行、行動(意思決定、対応)は、職場の使命や業務方針から大きく逸脱することがない。 | ||||
態度 | 倫理観・責任感 | 服務規律を守り、自身の立場を自覚し、不正に対しても毅然とした態度をとることができる。 | ||
自分の役割や立場を十分理解し、期待にこたえることができる。 | ||||
自分の失敗を他人に転嫁したりせずに、自分の失敗に関しては自分の責任とすることができる。 | ||||
住民との協働意識 | 常に住民の視点で業務を遂行することができる。 | |||
常に住民満足度向上に向けての視点を持っている。 | ||||
行政としての業務領域を認識して、市民との対応ができる。 | ||||
接遇 | 服装、髪型、履物等は清潔感があり、名札は相手から見やすいところに着用することができる。 | |||
自分から進んで、明るく笑顔を添えてあいさつ、声かけをするとともに、常に適切な言葉遣いができる。 | ||||
電話に出るときは、所属名と名前を名乗り、メモを取りながら正確に用件を聞くことができる。 | ||||
チームワーク | 日常業務の遂行に当たり、必要に応じて上司や部下・後輩・同僚との協力や意思疎通を行うことができる。 | |||
組織目標の達成に向け、円滑に業務を遂行することができる。 | ||||
視野を広く持ち、周囲と協調しながら業務を遂行することができる。 | ||||
チャレンジ | 自身の仕事の質・量の拡大を目指して意欲的に業務に取り組むことができる。 | |||
仕事の手順の改善、企画提案・改善提案を意欲的に行うことができる。 | ||||
仕事に関する知識や技術の向上に取り組りくむことができる。 | ||||
主幹 | 能力 | 企画計画力 | 業務に必要な情報の収集・整理や広報等市民への開示情報を常に把握している。 | |
前例踏襲でなく、自分なりの工夫やアイデアを仕事に盛り込むことができる。 | ||||
所管業務における定型的な企画立案は単独で実施することができる。 | ||||
専門知識 | 担当業務遂行に必要とされる全般的知識や技術が身についている。 | |||
公務員服務を心得、常に意識した行動ができる。 | ||||
周囲の手本となるようなビジネスマナーが身についている。 | ||||
業務遂行力 | 組織における担当業務の役割を認識、把握することができる。 | |||
計画的にかつ迅速、正確に業務を処理することができる。 | ||||
担当業務については、他部署とのつながりを含め仕事の一連の流れを理解することができる。 | ||||
折衝力 | 市民に対応する際の態度、言葉づかい、気配りなどが適切である。 | |||
担当業務に関して正確な説明ができるとともに、自部署の業務内容程度は説明することができる。 | ||||
一般的な業務に関する苦情であれば単独で処理することができる。 | ||||
後輩支援力 | 自分の経験に基づき、後輩に対して助言・指導を行うことができる。 | |||
後輩の質問に対して適切かつ親身になって回答することができる。 | ||||
常に後輩の行動を把握し、後輩に対する気配りや声かけを欠かさないようにすることができる。 | ||||
態度 | 倫理観・責任感 | 服務規律を守り、自身の立場を自覚し、不正に対しても毅然とした態度をとることができる。 | ||
自分の役割や立場を十分理解し、期待にこたえることができる。 | ||||
自分の失敗を他人に転嫁したりせずに、自分の失敗に関しては自分の責任とすることができる。 | ||||
住民との協働意識 | 常に住民の視点で業務を遂行することができる。 | |||
常に住民満足度向上に向けての視点を持つことができる。 | ||||
行政としての業務領域を認識して、市民との対応をすることができる。 | ||||
接遇 | 服装、髪型、履物等は清潔感があり、名札は相手から見やすいところに着用することができる。 | |||
自分から進んで、明るく笑顔を添えてあいさつ、声かけをするとともに、常に適切な言葉遣いができる。 | ||||
電話に出るときは、所属名と名前を名乗り、メモを取りながら正確に用件を聞くことができる。 | ||||
チームワーク | 日常業務の遂行に当たり、必要に応じて上司や同僚・後輩との協力や意思疎通を行うことができる。 | |||
組織目標の達成に向け、円滑に業務を遂行することができる。 | ||||
視野を広く持ち、周囲と協調しながら業務を遂行することができる。 | ||||
チャレンジ | 自身の仕事の質・量の拡大を目指して意欲的に業務に取り組むことができる。 | |||
仕事の手順の改善、企画提案・改善提案を意欲的に行うことができる。 | ||||
仕事に関する知識や技術の向上に取り組むことができる。 | ||||
主事 | 能力 | 伝達力 | 上司に指示された情報の収集や広報等市民への開示情報を常に把握している。 | |
適時、適切に報告・連絡・相談をすることができる。 | ||||
情報や回覧等は遅滞なく伝達することができる。 | ||||
創意工夫 | 仕事に対する疑問点や問題点の解決に常に努めている。 | |||
自身の業務に関して上司と相談しながら改善に心がけることができる。 | ||||
自ら仕事の段取りや計画を立てることができる。 | ||||
業務知識 | 担当業務遂行に必要な基本的知識や技術を身につけることができる。 | |||
公務員服務を心得、常に意識した行動をとることができる。 | ||||
基本的なビジネスマナーを身につけている。 | ||||
業務処理力 | 担当業務の目的や内容を正しく理解しているとともに、自部署の仕事内容も大枠程度には理解することができる。 | |||
指示通りの内容で正確な事務処理をすることができる。 | ||||
担当業務に関しては先送りせず、手順よく、最後まで粘り強く遂行することができる。 | ||||
基本的コミュニケーション力 | 市民に対応する際の態度、言葉づかい、気配りなどは適切に行うことができる。 | |||
市民の問い合わせに対して担当業務の内容に関しては正確に説明することができる。 | ||||
市民から寄せられる要望や苦情を正確に把握し、上司・関係者に伝えることができる。 | ||||
態度 | 倫理観・責任感 | 服務規律を守り、自身の立場を自覚し、不正に対しても毅然とした態度をとることができる。 | ||
自分の役割や立場を十分理解し、期待にこたえることができる。 | ||||
自分の失敗を他人に転嫁したりせずに、自分の失敗に関しては自分の責任とすることができる。 | ||||
住民との協働意識 | 常に住民の視点で業務を遂行することができる。 | |||
常に住民満足度向上に向けての視点を持つことができる。 | ||||
行政としての業務領域を認識して、市民との対応ができる。 | ||||
接遇 | 服装、髪型、履物等は清潔感があり、名札は相手から見やすいところに着用することができる。 | |||
自分から進んで、明るく笑顔を添えてあいさつ、声かけをするとともに、常に適切な言葉遣いをすることができる。 | ||||
電話に出るときは、所属名と名前を名乗り、メモを取りながら正確に用件を聞くことができる。 | ||||
チームワーク | 日常業務の遂行に当たり、必要に応じて上司や部下・後輩・同僚との協力や意思疎通を行うことができる。 | |||
組織目標の達成に向け、円滑に業務を遂行することができる。 | ||||
視野を広く持ち、周囲と協調しながら業務を遂行することができる。 | ||||
チャレンジ | 自身の仕事の質・量の拡大を目指して意欲的に業務に取り組むことができる。 | |||
仕事の手順の改善、企画提案・改善提案を意欲的に行うことができる。 | ||||
仕事に関する知識や技術の向上に取り組むことができる。 |
附則
この訓令は、平成28年4月1日から施行する。