「 アメリカオニアザミ 」をご存じですか?
紫の花で目を引きますが、堅く鋭いトゲを持つため、うかつに触ると大変危険です。
また、繁殖力が非常に強く、元々あった植物の生育場所を占領する可能性があり、環境省の生態系被害防止外来種に指定されています。
お庭や畑等に見かけましたら、早めに駆除をしましょう。
駆除のポイント
- トゲが鋭いので、皮手袋や厚手のビニール手袋などをつけて、草刈り鎌などで刈るか、スコップなどで周囲の土ごと掘り返す。
- 駆除しても株や根が残っていれば再生するので、その場合は再度駆除する。
- 咲いているものは、そのまま放置すると、種子が飛んで繁殖してしまうので、駆除後はその場に放置しないで、可燃ごみとして処理する。
生態系被害防止外来種とは
要注意外来生物に代わり、平成27年より指定。生態系や人の生命・身体、農林水産業に被害を及ぼす又はその恐れのある外来種を国が選定したものです。
「特定外来生物」・「未判定外来生物」以外は、外来生物法の規制対象とはなりませんが、生態系に悪影響を及ぼす可能性があるため、取り扱いには注意が必要です。