観光・歴史

平将門文学碑

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平将門文学碑

八坂神社前の長谷八幡線を北へ向かうと、左側に岩井公民館があり、その前庭駐車場の東端に平将門文学碑があります。
この碑は、平将門生誕1100年を記念して、平成14年11月、市民の総意が実って建立されました。碑文の文字は、書家・平勢雨邨氏の揮毫です。
『将門記』によると、将門軍の兵たちが敵将の平貞盛の妻と源扶の妻たちを捕らえたという報告を受けた将門は、先の合戦で自分の妻子が捕らえられ殺されているにもかかわらず、「女性の流浪者は、その本籍地に身柄を帰すのが法令の慣例である。また、身寄りのない老人や子どもに恵みを与えるのは、昔の帝王たちがつねに行ってきたよい手本なのだ。」といい、将門は衣服を与え、和歌を詠んで添える場面が描かれています。
碑文には、この時の和歌が二行に分けて彫られました。
よそにても風の便りに吾そ
問ふ枝離れたる花の宿りを
(遠く離れていても香を運ぶ風の便りによって、枝を離れて散った花のあかりを尋ね求めることができます。同じように人々のうわさによって、散る花のように夫のものを離れて寄る辺ないあなたを案じています。)
天慶2年から3年にかけて関東地方一帯で活躍した平将門は、歴史上に名高く残っています。将門といえば、荒武者のように世間では考えられがちですが、自筆による伊勢神宮の奉納文を読むと、その達筆さとともに、すぐれた教養人であったことが察せられます。
文学碑は、戦乱の中にあって権力と勇猛さだけでない、将門の心の優しさ、人間性を如実に物語っています。


岩井公民館(岩井3108/0297-35-8800)

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