熱中症とは
気温や湿度が高い場所に長い時間いることで、体の具合が悪くなることをいいます。
熱中症になると、以下のようなさまざまな症状が出てきます。
・めまいやたちくらみ
・意識がもうろうとする
・頭痛、吐き気がする、実際に嘔吐する
・手足のしびれ、こむらがえり、けいれん
・体温が非常に高くなる
熱中症予防のために
熱中症を予防するためには、さまざまな方面から対策することが重要です。
暑さへの対策
・エアコンや扇風機を使用して、暑さを避ける
・日陰や風通しの良い場所で過ごす
・外出や屋外活動の際には、日中の暑さが厳しい時間帯を避ける
・外出時は、風通しの良い服装を選んだり、帽子や日傘などを活用する
・保冷材や持ち運びができる扇風機、濡れたタオルなどで体温を下げる
・図書館や公民館など、公共の施設を活用する
水分、塩分の補給
・建物の中でも外出時でも、のどが渇いたと感じる前にこまめに水分を補給する
・外出や運動で汗をかいた際には、経口補水液やスポーツドリンク、塩飴などを活用し、塩分の摂取も意識する
暑さに負けないからだづくり
・1日3食しっかりと、バランスのいい食事をこころがける
・生活リズムを整え、睡眠をしっかりとる
・過剰なアルコールやカフェインの摂取は、利尿作用を促し体内の水分を不足させがちなため控える
熱中症特別警戒アラートを活用しましょう
熱中症特別警戒アラートは、危険な暑さが予想される場合に、暑さへの「気付き」を促し熱中症への警戒を呼びかけるものです。
熱中症への危険性が極めて高くなると予想される日の前日午後5時頃、または当日午前5時頃の1日2回発表されます。
令和6年4月からは、熱中症警戒アラートの一段上の熱中症特別警戒アラートが新たに創設されました。
熱中症警戒アラートが発表されたときには
・暑さを避ける
・外出や屋外での運動および長時間の作業をやめる
・こまめに水分や塩分の補給をする
といった対応策をとりましょう。
※熱中症特別警戒アラート及び熱中症警戒アラートは以下のページで確認できます。
熱中症予防情報サイト https://www.wbgt.env.go.jp/ (外部サイト)