国勢調査は、日本に住んでいるすべての人及び世帯を対象とする国の最も重要な統計調査です。
大正9年(1920年)に第1回目が実施され、令和2年(2020年)では、100年目の節目を迎えました。
調査の内容は、人口や世帯数だけでなく、男女の別、出生の年月、国籍、現住居の居住期間、就業状態など人に関する事項や世帯の種類、世帯員の人数、 住居の種類など世帯に関する事項を調査しています。
その調査結果は、国や地方公共団体だけにとどまらず、民間企業でも活用されています。
ここでは、国勢調査の結果から見る坂東市の人口についてご紹介します。
※特に断り書きのない場合、国勢調査の集計結果に基づいて作成しています。
※グラフで用いられる単位は、特に断り書きのない場合、「人」です。
※国勢調査は、実施年の10月1日を基準としています。
国勢調査人口と住民基本台帳人口の違い
国勢調査は、住民登録の有無に関係なく、調査年の10月1日現在、ふだん住んでいる人すべてを、ふだん住んでいる場所で調査しており、「国勢調査人口」は、実際の居住者の状態に即した人口となっています。
一方、「住民基本台帳人口」は、住民基本台帳法に基づき、住民基本台帳に登録されている人の数を集計したものです。
つまり、実際に住んでいる場所と住民登録している住所が一致しない場合、両者の人口に差が出てきます。
具体的には、以下のようなケースが考えられます。
・住民登録を残したまま他地域へ進学、単身赴任
・長期入院
・災害等による長期避難 など
坂東市の人口推移
※令和2年は速報値
大正9年の第1回調査時の37,015人に始まり、増減を繰り返しながら平成7年に人口のピークを迎えます。
その後は徐々に減少し、令和2年は52,292人(速報値)となっています。
では今後の坂東市はどのようになるでしょうか。
国立社会保障・人口問題研究所という厚生労働省の研究機関があります。
この研究所では、国勢調査結果を基に、「日本の地域別将来人口推計(平成30年推計)」を公表しています。
この将来人口推計と、先ほどの人口推移を組み合わせると、以下のようになります。
令和7年以降も減少が続き、令和27年は36,941人と推計されていて、大正9年の第1回調査と同程度の人口であることがわかります。
坂東市の人口ピラミッド
人口ピラミッドとは…
男女別に年齢ごとの人口を表したグラフのことです。中央に縦軸を引き、底辺を0歳に、頂点を最高年齢者として年齢を刻み、左右に男女別に年齢ごとの人口数を棒グラフで表します。
19世紀以前の世界や、開発途上国においては、出生数が多く、死亡率が高いため、年齢を重ねていくごとに人口が少なくなります。その結果、三角形のピラミッドの形状になることから、こう呼ばれています。
人口ピラミッドを分析することにより、将来的に人口構成がどうなっていくのかがわかるため、政治や経済の対応策を講じるのに役立ちます。
昭和40年の人口ピラミッドです。