観光・歴史

西念寺

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西念寺

辺田三叉路を野田方面に100mほど行くと、左側の森の中に西念寺が見えます。

西念寺は、もと天台宗の聖徳寺といわれていました。 親鸞の弟子、関東24輩の第7番西念は、武蔵野国野田村(現在のさいたま市)に道場を建て、生涯を布教につとめ、108歳で往生したと伝えられています。野田の道場は、長命寺と名付けられました。その長命寺は、建武の兵乱で焼けてしまい、当時の住職は西念の出身地である信州に移ったので、寺の宝物は、血縁のあった辺田の聖徳寺に納められ、江戸時代初期に開基を西念とし、寺号も西念寺と改められました。
西念寺には、県指定文化財の木造阿弥陀如来座像、市指定文化財の来迎図板碑などがあります。また、境内には、親鸞が猿島地方の教化の折に植えられた「親鸞お手植えの松」がありましたが、現在の松はその二世となります。
その松の近くに鐘楼があり、ここに釣られていた鐘には「泣き鐘」伝説があります。『その昔、平将門の率いる兵卒集団が、この寺の境内にあった釣鐘を持ち出して陣鐘にしました。ある日、兵卒のひとりが、この鐘をつき鳴らすと、不思議なことにその鐘が、「辺田村恋し、辺田村恋し」と泣くように響きわたり、兵卒たちは、気味悪がって士気が上がらない。将門は腹を立てて、寺へ返した。』と伝えられています。

西念寺(辺田355-1)

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