平成27年度企画展

平成27年度に開催した坂東郷土館ミューズの企画展をご紹介します


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【猿島資料館企画展】 


ミューズ企画展
「坂東市が生んだ二人の音楽家

                  ~作曲家・吉原規とハーモニカの名手・間中勘~」

 音楽家展ポスター
戦前戦後のラジオ放送に関わった作曲家・吉原規(よしはらいさむ1897-1978)と日本を代表するハーモニカ奏者・間中勘(まなか かん1927-    )。坂東市出身の音楽家の歩みと活躍を紹介しました。

【会期】平成28年3月19日(土)~5月29日(日)
            ※好評につき6月26日(日)まで会期延長しました

【開館時間】平日=午前10時~午後6時30分/土・日・祝日=午前10時~午後5時
【休館日】月曜日(祝日の場合は開館)、祝日の翌日
【入館料】無料

【企画展チラシ】
展覧会チラシ表展覧会チラシ裏
企画展チラシのPDFはこちらをクリックしてください → 企画展チラシ(PDF)

【企画展図録】 好評発売中です
音楽家展図録表紙
吉原規の音楽家としての業績と間中勘のハーモニカヒストリーを詳しく紹介しています。
定価500円 お求めはお早めに

【企画展で紹介する坂東市出身の二人の音楽家、吉原規と間中勘】
吉原規
吉原規
(よしはら いさむ 1897‐1978)
作曲家・指揮者・ピアノ奏者として活躍したほか、大学で教鞭をとり、児童生徒対象の音楽教育・指導にも尽力した。大規模な式典や社歌・校歌・童話劇の作曲・演奏指揮も手掛け、特に戦前戦後のラジオ放送では東京中央放送局(JOAK・のち日本放送協会(NHK))の音楽番組の制作にも携わった。
JOAK唱歌隊レコーディング指揮
[左]JOAKに設立され、吉原規が指導をしたJOAK唱歌隊(左から2人目が吉原)
[右]レコーディングの指揮をする吉原規。吉原は、ラジオ番組音楽や式典曲の作曲や指揮、ピアノ演奏などで活躍しました。

間中勘
 間中勘
(まなか かん 1927‐ )
日本を代表するハーモニカ奏者として日本各地で幅広い演奏活動を展開。「間中トーン」と呼ばれる独特の哀愁あふれる音色は多くのハーモニカファンを魅了し、ハーモニカ用楽曲の編曲、CDや楽譜の出版、ハーモニカ教室・講座での後進の指導を通して、ハーモニカ普及に尽力した。
ハーモニカ練習NHK番組出演
[左]間中勘はハーモニカ奏者の佐藤秀廊に師事し、コンクール出場やコンサート出演などの演奏実績を重ねました。
[右]間中勘はドイツで開催された国際ハーモニカ・テープ・コンクールに入賞し、NHKなどの番組にも出演しています。 

 【展覧会の様子】
音楽展展示02音楽展展示03
音楽展展示室06音楽展展示室07
吉原規の音楽家・作曲家としての業績や間中勘のハーモニカ奏者・指導者としての活躍をたくさんの資料を展示し紹介しました。
坂東市に生まれ音楽の発展・普及に多大な功績のあった音楽家・吉原規の歩みに興味を持った方、また、間中勘のハーモニカファンや教室で指導を受けた方など、多数の音楽ファンが市内外から多数来館しました。
企画展の詳しい紹介ページがあります。ご覧下さい(こちらをクリック) → 音楽展バナー


   
企画展
「初春に愉しむ美術品展 
                    ~茨城の美を彩った作家たち~」
初春 チラシ表  
木村武山(笠間出身)の屏風「鶴」、横山大観(水戸出身)の屏風「暁色」、
奥原晴湖(古河出身)の「松鶴遐齢」、猪瀬東寧(常総出身)の「雪景山水図」、二世五姓田芳柳(坂東出身)の「三社託宣図」、小川芋銭(牛久出身)の「蓬莱山」、鶴岡義雄(土浦出身)の「双扇舞」など、茨城ゆかりの作家の日本画・洋画のほか陶磁器、川崎是空のあや絵、皆川末子の布絵作品を展示し、併せて市内在住作家の書・刻字作品を紹介しました。初春の清々しいひととき、幸せへの願いが生み出した美術の豊かな世界を来場者に愉しんでいただきました。
【企画展紹介ページ】⇒詳しくはこちらをクリック

【会期】平成28年1月9日(土)~3月6日(日)

【開館時間】平日=午前10時~午後6時30分/土・日・祝=午前10時~午後5時
【休館日】月曜日(祝日の場合はその翌日)、祝日の翌日 ※祝日は開館しています。
【入館料】無料

企画展チラシPDF(表) ⇒ こちらをクリック
企画展チラシPDF(裏)
 ⇒ こちらをクリック

【展示会場】大観観山武山・・・ ミューズ所蔵の初春を寿く名品を一堂に
展示風景4展示風景3
展示風景2展示風景1
【会場の様子】
初春 会場1会場5
初春 会場3会場4



たくさんのご来場、ありがとうございました
合併10周年記念企画展
「飯沼新田物語 ~水との苦闘三〇〇年 豊作を夢見た先人たち~」

飯沼物語チラシ
江戸時代の中期に開発された飯沼新田が、現在のような美田として整備されるまでの苦難の歴史をさまざまな資料を通して紹介しました。
【会 期】 平成27年10月3日(土)~12月27日(日)
【開館時間】 平日=午前10時~午後6時30分/土・日・祝=午前10時~午後5時
【休館日】 月曜日(祝日の場合は開館)、祝日の翌日 【入館料】 無料

 企画展チラシPDF こちらをクリック

【会場の様子】 享保期に干拓成就を祈願した血判起請文や絵図、荒廃農村の復興に尽力した名代官父子の紹介のほか、大正・昭和期の巨大な耕地改良図や洪水被害の惨状を伝える写真、幸田排水機場の模型、さらに平成27年9月の記録的豪雨がもたらした飯沼耕地の冠水被害の写真も展示しました。
会場の様子2会場の様子4
会場05会場06

【企画展図録】 飯沼新田300年の歴史がこの一冊ですべてわかる!
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企画展「遺跡から見る原始・古代-圏央道建設に伴う発掘調査から-」を開催
遺跡展ポスター画像
坂東市と周辺地域の圏央道建設に伴う発掘調査で出土した石器(ナイフ形石器・磨製石斧)や鏡形土製品、墨書土器、文字瓦などを展示・紹介しました。 ご来場ありがとうございました。

【会 期】 平成27年6月20日(土)~8月30日(日)
【開館時間】 平日=午前10時~午後6時30分/土・日・祝=午前10時~午後5時
                ※夏休み期間中は、平日・土・日・祝とも午前9時~午後6時30分
【休 館 日】 月曜日(祝日の場合は開館)、祝日の翌日 【入 館 料】 無料

【会場の様子】
遺跡から見る原始古代1遺跡から見る原始古代2
遺跡から見る原始古代3遺跡から見る原始古代4


合併10周年記念企画展  
「利根川に架けた悲願のプロジェクト 芽吹大橋物語」
芽吹大橋展ポスター
昭和33年に開通し、岩井・猿島地域発展の基盤となった「芽吹大橋」が完成するまでの利根架橋運動を、架橋運動や開通関連の資料、当時の懐かしい写真などを展示し紹介する企画展を開催しました。 芽吹大橋が開通する以前に利用された利根川の「渡し船」や、橋が開通して岩井地域が発展していく様子なども紹介しました。 日々利用している馴染み深い「芽吹大橋」に、先人たちの苦闘と努力の悲願達成の物語があった、という故郷の歴史を紹介する展覧会となりました。
【会期】 3月21日(土)~5月31日(日)まで (入場無料)
展覧会についてはこちらをクリックしてください→ 企画展バナー

【展覧会チラシ】
芽吹大橋展チラシおもて芽吹大橋チラシうら

【展覧会図録】
さしま郷土館ミューズで、展覧会の内容がよくわかる展覧会図録を販売しています。
懐かしい写真をたくさん掲載し、架橋運動の歴史や橋の開通で発展する町の様子などを詳しく解説しています。  
[価格] 500円 ※図録は好評につき完売しています

【展示した資料や写真】
渡し場の資料建設途上の芽吹大橋
利根川にあった渡し船に関する資料                    工事途上の芽吹大橋と渡し船を利用する子供たち
芽吹大橋開通テープカット開通記念資料
開通式のテープカット(昭和33年12月23日)           芽吹大橋開通に関する資料
料金所企業誘致
有料橋だった芽吹大橋の料金所                        町発展の原動力となった企業誘致に関する展示

【会場の様子】
芽吹大橋が開通する当時を知る方々はじめ、市内外から多くの来館者が見学に訪れました。 開通当時の懐かしい思い出や、開通によって地域が変わっていく様子を語り合う来館者の姿が見られました。 貴重な写真や関連資料を展示を見て、利根川に架かった一本の橋によって地域が大きく変わったことを改めて感じ、「芽吹大橋」と共に歩んだふるさとの歴史に思いをはせていました。
芽吹大橋展02芽吹大橋展08
芽吹大橋展07芽吹大橋展09 


【平成27年度の貸館展示】
貸館展示「第25回 日新会書展」
第25回日新会書展
書道日新会会員の刻字及び書作品を展示しました。
会期9月9日(水)~9月13日(日) 【入場無料】

【平成27年度の所蔵美術品展】
猿島資料館が所蔵する様々な美術作品の中から、テーマに沿ったものを展示いたします。
平成27年度は5回開催しました。

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせ先は資料館です。

〒306-0502 茨城県坂東市山2726番地 

電話番号:0297-44-0055又は0280-88-8700

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