1. ホーム>
  2. 坂東郷土館ミューズ>
  3. ミューズ特別展「明治150年 二世五姓田芳柳が描いた激動の幕末・明治」を開催しています

坂東郷土館ミューズ

ミューズ特別展「明治150年 二世五姓田芳柳が描いた激動の幕末・明治」を開催しています

明治150年 ミューズ特別展
 二世五姓田芳柳が描いた激動の幕末・明治
 《特別公開》萬蔵院寺宝「明治天皇紀附図稿本(全四巻)」
『芳柳が描いた幕末明治ポスター』の画像
 ポスターのPDFデータはこちらをクリック → ポスターPDF

明治天皇の御事蹟を描いた『明治天皇紀附図』の制作過程を知ることができる「稿本」(下絵 巻子本全4巻81図)を初公開し、当市出身の画家・二世 五姓田芳柳(1864-1943)の作品を通して激動の幕末・明治を紹介します。

 会 期  平成30年10月27日(土)~平成31年1月14日(月)
 会 場  坂東郷土館ミューズ(坂東市立資料館)
 開館時間 平  日  AM10:00~PM6:30
      土・日・祝 AM10:00~PM5:00
 休館日  月曜日(祝日の場合はその翌日)、祝日の翌日
      
年末年始(12/28~1/4)
 入場料  無 料

【アクセスが向上しました】
首都圏中央連絡自動車道(圏央道)が開通し、坂東ICより車で約10分で郷土館ミューズへ来館できるようになりました。この機会にぜひ、展覧会へご来場ください。

[展覧会のチラシ]
『特別展芳柳が描いた幕末明治チラシ表』の画像
『特別展芳柳が描いた幕末明治チラシ裏』の画像
 チラシ(A3サイズ)のPDFデータはこちらをクリック → チラシPDF

 
[展覧会概要]
 今から150年前の1868年、元号が「明治」と定められ、日本は、幕末の混乱を経て、近代国家建設への第一歩を踏み出しました。明治天皇のもと、近代化と伝統継承の調和を図りつつ、人々が気高い理想と凛然たる気概、そして礼節をもって新しい国づくりに尽くしたのが「明治」という時代でした。
 『明治天皇紀附図』(宮内庁所蔵)は、宮内省の委嘱を受けた画家の二世五姓田芳柳(1864-1943)が、緻密に積み上げられた歴史考証に基づき、全身全霊をもって明治天皇の御事蹟を描いた81葉の水彩画で、明治の大御代を視覚的に遺した稀有な歴史資料でもあります。
 今特別展では、附図の完成に至るまでの考証過程を知ることができる貴重な稿本(下絵 巻子本 全4巻)を初公開し、二世芳柳の作品を通して激動の幕末・明治を紹介します。この機会に、ぜひご高覧ください。

[展覧会図録を販売しています]
『『明治天皇紀附図稿本図録表紙』の画像』の画像
 価格 1000円 (A4判 横 124頁) お求めはお早めに
 初公開となる「明治天皇紀附図稿本」全4巻(慈徳山萬蔵院所蔵)に所収されている全81図とともに、各図の解説や論考、関連資料を収録しています。
 ※図録の詳細は紹介ページをご覧ください → 図録紹介ページ

[画家 二世五姓田芳柳について]
『『二世五姓田芳柳肖像』の画像』の画像
 二世 五姓田芳柳(ごせだ ほうりゅう)[1864-1943]

 二世五姓田芳柳は、元治元年(1864)、現在の坂東市沓掛に生まれ、数え15歳の時に上京し、当時まだ一般化していなかった洋画を画塾「五姓田塾」で学びました。類まれな画才が認められ、若くして同塾を継承し、日本初の洋画美術団体「明治美術会」の創立にも参加、展覧会への出品のほかジオラマやパノラマ画も制作しました。歴史画、風景画、風俗画、肖像画などに和洋両画法を見事に融合させ、明治・大正・昭和の三代にわたって幅広い画業を展開、数多くの秀作を残しました。
 明治天皇が崩御されてからは、その遺徳を称える事績画の制作に心血を注ぎ、4年余りの歳月をかけて明治神宮聖徳記念絵画館壁画の画題考証図 全80図を制作し、うち油彩で描いた大作『枢密院憲法会議』を奉納、昭和8年(1933)には御物『明治天皇紀附図(全81葉)』を完成させています。

[明治天皇紀附図と稿本]
『『明治天皇紀附図稿本4巻』の画像』の画像
 明治天皇紀附図稿本全4巻 慈徳山萬蔵院蔵

 大正3年(1914)、宮内省に設置された臨時編修局(2年後に臨時帝室編修局と改称)によって編修が開始された『明治天皇紀』は、昭和8年(1933)に完成し、本文260巻が附図一帙を添えて同年9月30日、昭和天皇に奉呈されました。

 昭和6年4月、臨時帝室編修局は『明治天皇紀』本文の完成を前にして、二世五姓田芳柳に明治天皇紀附図の作成を委嘱しました。この委嘱は、芳柳が大正年間に明治神宮奉賛会嘱託として明治天皇の御事蹟を顕彰する絵画である聖徳記念絵画館の壁画の考証図(全80枚)を作成しており、その考証図をベースにして描けば、短期間で附図を完成できると期待したことによります。芳柳は、附図全81図を当初の予定通り委嘱から2年3ヵ月後の昭和8年6月に完成させ、その期待に応えています。ただし、附図のすべてが壁画の考証図をベースに描かれているわけではなく、完成までさらに考証が重ねられています。
 附図の下絵が収められた「明治天皇紀附図稿本」は宮内公文書館所蔵(全2巻 54図所収)と慈徳山萬蔵院所蔵(全4巻 81図所収)があります。ともに芳柳自身が下絵を貼り継いで成巻したものであり、他に関係資料(関係者の書翰や新聞記事)も貼り込まれています。このように、附図稿本は、附図の完成に至るまでの考証の過程が知られ、貴重な資料と言えるものです。

[附図に描かれた明治時代]
 明治天皇とその激動の時代を記録したのが『明治天皇紀』で、その本文記述の理解を深めるために描かれたのが『明治天皇紀附図』です。『明治天皇紀附図』は、緻密に積み上げられた歴史考証に基づき、二世芳柳が全身全霊をもって明治天皇の御事蹟を描いた81葉の水彩画であり、明治という時代を視覚的に遺した稀有な歴史資料でもあります。
 附図81図に描かれた明治という時代、展覧会では附図稿本を展示し紹介します。
『4図』の画像
慶応3年1月9日 明治天皇が践祚(天皇の位につくこと)される場面を描いている
『6図』の画像
慶応3年12月9日 王政復古により新政府が樹立された。小御所会議の様子を描く
『13図』の画像
明治元年(慶応4年)3月14日 西郷隆盛と勝海舟が江戸城明け渡しをめぐり談判
『17図』の画像
明治元年10月13日 天皇が旧江戸城に入城、江戸は東京と名を改めた
『38図』の画像
明治10年8月21日 内国勧業博覧会を視察。海外の文化文明が取り入れられ、殖産興業がはかられた
『51図』の画像
明治22年2月11日 大日本帝国憲法発布。日本はアジア最初の立憲国家となった
『62図』の画像
明治27年~28年 日清戦争。清国に勝利し、下関講和会議の様子を描く
『71図』の画像
明治37年~38年 日露戦争。日本海海戦で露国バルチック艦隊を破る
『79図』の画像
明治45年7月30日 明治天皇崩御。平癒祈願のため二重橋前に集まった群衆

[さまざまな作品を展示した会場]
会場には、初公開となる明治天皇紀附図稿本を含む、二世五姓田芳柳の作品と関連資料約100点が展示され、二世芳柳の画業を紹介しています。
『H30五姓田展展示01』の画像『H30五姓田展展示02』の画像
展覧会場には、二世五姓田芳柳の作品や関連資料が多数展示されています
『H30五姓田展展示03』の画像『H30五姓田展展示04』の画像
初公開となる明治天皇紀附図稿本 全4巻を全巻同時に一挙公開しています
『H30五姓田展展示05』の画像『H30五姓田展展示10』の画像
二世五姓田芳柳が描いた巨大な壁画作品も複製で紹介しています
『H30五姓田展展示07』の画像『H30五姓田展展示06』の画像
二世芳柳の作品や創作活動を物語る関連資料も多数展示しています
『H30五姓田展展示08』の画像『H30五姓田展展示09』の画像
今回、初公開となる二世五姓田芳柳作品も展示しています

[会場の様子]
『H30五姓田会場01』の画像『H30五姓田会場02』の画像
『H30五姓田会場03』の画像『H30五姓田会場04』の画像
『H30五姓田会場05』の画像『H30五姓田会場06』の画像
『H30五姓田会場07』の画像『H30五姓田会場08』の画像
個人や家族、友人などのグループ、団体による見学など、市内外から多数の見学者が来館しています。この機会に、ぜひご来場、ご見学ください。

関連ファイルダウンロード

Get Adobe Reader

PDFファイルをご覧いただくにはAdobe Readerが必要です。
お持ちでない方は、左のボタンをクリックしてAdobe Readerをダウンロード(無料)してください。

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは資料館です。

〒306-0502 茨城県坂東市山2726番地 

電話番号:0297-44-0055又は0280-88-8700

メールでのお問い合わせはこちら

アンケート

坂東市ホームページをより良いサイトにするために、皆さまのご意見・ご感想をお聞かせください。
なお、この欄からのご意見・ご感想には返信できませんのでご了承ください。

Q.このページはお役に立ちましたか?
スマートフォン用ページで見る