伝染性紅斑(リンゴ病)が流行しています

伝染性紅斑(リンゴ病)の流行警報発令(2025年4月24日)

茨城県における2025年第16週(2025年4月14日~4月20日)の小児科定点あたりの患者報告数が2.58(前週は1.87)となり、警報レベルである2を超えたため、県内全域に『伝染性紅斑の流行警報』が発令されました。

伝染性紅斑(リンゴ病)の流行警報発令について(外部リンク:茨城県HP)

 

伝染性紅斑(リンゴ病)とは

伝染性紅斑は、ヒトパルボウイルスB19による感染症です。小児を中心にみられる流行性の発しん性の病気です。

両頬がリンゴのように赤くなることから、「リンゴ病」と呼ばれることもあります。

主な症状

約10~20日の潜伏期間の後、微熱やかぜの症状などがみられ、その後、両頬に蝶の羽のような境界鮮明な赤い発しん(紅斑)が現れます。続いて、体や手・足に網目状やレース状の発しんが広がりますが、これらの発しんは1週間程度で消失します。中には長引いたり、一度消えた発しんが短期間のうちに再び出現したりすることがあります。

多くの場合、頬に発しんが出現する7~10日くらい前に、微熱やかぜのような症状がみられ、この時期にウイルスの排出が最も多くなりますが、発しんが現れたときにはウイルスの排出はほとんどなく、感染力もほぼ消失しています。

成人では関節痛を伴う関節炎や頭痛などの症状が出ることもありますが、ほとんどは合併症を起こすことなく自然に回復します。

 

予防と対策

予防するワクチンや薬はありません。
こまめな手洗いや、せきやくしゃみをする時には口と鼻をハンカチ等でおおうなどの「咳エチケット」を心がけることが大切です。

 

妊娠中又は妊娠の可能性がある方へ

これまで伝染性紅斑に感染したことのない女性が妊娠中に感染した場合、胎児にも感染し、胎児水腫などの重篤な状態や、流産のリスクとなる恐れがあります。

伝染性紅斑の家族がいる場合や、流行している地域で多くの小児と接する機会がある職業の方などは特に注意が必要です。かぜ症状がある方との接触をできる限り避け、手洗いやマスクの着用などの基本的な感染予防を行ってください。

 

伝染性紅斑に関する詳細な情報は、厚生労働省のホームページをご覧ください。(外部リンク:厚労省HP)

 

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせ先は健康づくり推進課です。

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