ミューズ企画展
「 初公開!! 坂東市本将門記 -将門伝説と古代東国の争乱- 」
ミューズ企画展「初公開!!坂東市本将門記」ポスター・チラシ(表裏)・・・画像PDFは画面下にあります
坂東市が新たに制作した平成版の「将門記」を公開し、あわせて郷土の英雄・平将門の伝説と史実をさまざまな資料を通して紹介しました。
【 会 期 】 10月8日(土)~12月25日(日)
【開館時間】 平日=午前10時~午後6時30分 / 土・日・祝日=午前10時~午後5時
【休 館 日】 月曜日(祝日の場合はその翌日)、祝日の翌日※祝日は開館しています
【入 館 料】 無料
企画展のチラシPDFはこちらをクリックしてください → 企画展チラシ(PDF)
“平成版の坂東市本”将門記の制作と公開
『将門記』は日本最初の軍記物語とされ、平将門の乱の顛末を記述する唯一の史料であるとともに、古代坂東の景観や地名を記録した第一級の史料でもあります。『将門記』は二つの写本が現在に伝えられていますが、冒頭部分の欠損と写本による誤字脱字のため、完全なものではありませでした。
坂東市では、『将門記』研究の第一人者である村上春樹氏と小林保治氏の監修のもと、最新の研究成果を踏まえて誤字脱字を加筆訂正した「漢文」に「読み下し文」と「現代語訳」を加えた三種類の現代版『将門記』を作成しました。
さらに、この三種類の現代版『将門記』を市内在住の初見太清氏(漢文)、染谷曠邨氏(読み下し文)、平勢小喬氏(現代語訳) の三氏に書写いただいたのが『坂東市本将門記』巻子本全9巻です。
今回の展覧会では、新たに作成した『坂東市本将門記』を、坂東市役所新庁舎完成(平成28年11月1日開庁)を記念し、展示公開いたします。
堂々の初公開! 新作!!坂東市本将門記(3種 冒頭部)
「漢文」(巻子本3巻、全長約22m) 書写:初見太清氏
「読み下し文」(巻子本3巻、全長約30m) 書写:染谷曠邨氏
「現代語訳」(巻子本3巻、全長約32m) 書写:平勢小喬氏
わかりやすく読みやすい 『坂東市本将門記 現代語訳』を刊行 好評発売中です!!
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坂東市では、『将門記』を読んで理解していただこうと、『将門記』の「現代語訳」、「訓読文」と注釈を掲載した『坂東市本将門記 現代語訳』を刊行いたしました。
分かりやすい現代語訳で『将門記』を読みたい方、より深く将門を知りたい方にご活用いただければ幸いです。
企画展展示図録
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展示内容を解説した図録です。このたび作成された「坂東市本将門記」の紹介や平将門の伝説や史実の解説がわかりやすく掲載されています。
坂東の風雲児・平将門 その史実と伝承を知る資料を展示しました
「平親王将門」歌川国貞 画
駿馬に乗って陣頭に立つ将門の雄姿。その背後には7人の影武者の姿も描かれている。
「相馬の古内裏」歌川国芳 画
将門の娘・滝夜叉姫が妖術で骸骨を出現させ追手に立ち向かう場面。
『将門記』に出てくる「法城寺(法成寺)」の文字が刻された古代瓦(結城市教育委員会蔵)
「運命の日 平将門公一代絵巻より」(常総市新石下 壽廣山観音院西福寺蔵)
【坂東市本将門記やさまざまな資料が展示された企画展会場】
新たに制作された3種類の「坂東市本将門記」巻子本や数多くの関連資料が展示された企画展会場
平将門座像と将門記「漢文」(書写:初見太清氏) 坂東市本将門記「読み下し文」(書写:染谷曠邨氏)
坂東市本将門記「現代語訳」(書写:平勢小喬氏) 将門記が語る古代東国の争乱を展示解説
将門の強さの秘密である「馬と鉄」を解説 将門の後、到来した武士の時代や相馬野馬追を展示
坂東市内の将門史跡や各地の将門伝説を紹介 錦絵に見る将門伝説
【会場の様子】
このたび完成した平成版の「坂東市本将門記」や将門伝説を描いた錦絵、将門の史実や伝説を知る数々の資料を展示しました。たくさんのご来場ありがとうございました。
ミューズ企画展「初公開!! 坂東市本将門記 -将門伝説と古代東国の争乱-」を開催しました
関連ファイルダウンロード
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問い合わせ先
このページに関するお問い合わせ先は資料館です。
〒306-0502 茨城県坂東市山2726番地
電話番号:0297-44-0055又は0280-88-8700
メールでのお問い合わせはこちら- 2016年9月27日
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