平成29年度に開催した坂東郷土館ミューズの企画展をご紹介します
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【資料館企画展】
企画展「日本山岳会 エベレスト初登頂を撮った男
- 報道カメラマン 木村勝久 -」
好評につき会期を延長し開催しました
チラシのダウンロードはこちら → 【チラシPDF】
1960年の慶應義塾大学ヒマルチュリ初登頂、1970年の日本山岳会エベレスト初登頂に同行し、過酷な自然に挑戦する登山隊の活動を撮影した報道カメラマン 木村勝久を紹介しました。
会期 3月17日(土)~6月17日(日)※好評につき会期延長
会場 坂東郷土館ミューズ(坂東市立資料館)
企画展の詳細はこちらをクリックしてください →
木村勝久(1930-2005)
1930年茨城県岩井町生まれ。日本大学芸術学部写真学科を卒業後毎日新聞に入社し、写真部員として活躍。山岳カメラマンとして1960年慶應義塾大学ヒマルチュリ登山隊の初登頂、1970年日本山岳会エベレスト登山隊初登頂に参加し、過酷な自然と闘う登山隊の様子を写真に収めた。1972年家業の貴金属店を継ぐため毎日新聞を退社。写真教室の講師なども務めた。2005年5月17日没。享年74歳。
〈企画展図録〉好評発売中
300円 お求めはお早めに
木村勝久が参加、撮影したヒマルチュリ、エベレストのヒマラヤ登山隊や、報道カメラマンとしての活躍などを紹介しています。
【会場の様子】
会場を見学した皆さんは、「エベレスト登頂を撮影した人が坂東市出身だと知って驚いた」「報道カメラマンとしての活躍や、山の仲間との交流を知ることができた」「登山隊の活動や過酷な自然を写した迫力ある写真に見入ってしまった」「ヒマラヤの山岳写真がキレイで素晴らしかった」など様々な感想を家族や友人の方たちと話していました。
同時開催「郷土館ミューズ美術品展」
郷土館ミューズが所蔵する美術作品から横山大観、下村観山、木村武山など郷土ゆかりの作家の作品を展示しました。
会 期 3月17日(土)~6月17日(日)
企画展「秋山桑人作画による 郷土の偉人三傑一代絵巻
~平将門・中山元成・間宮林蔵~」
~たくさんのご来場、ありがとうございました~
チラシのダウンロードはこちら → 【チラシPDF】
会期 10月14日(土)~12月24日(日) ※入場無料
会場 坂東郷土館ミューズ(坂東市立資料館)
休館日 月曜日、11月24日
開館時間 平日:午前10時~午後6時30分/土日祝:午前10時~午後5時
郷土の偉人3人の業績を描いた絵巻作品を中心に、故郷の風景や風俗、歴史を描き続けた画家 秋山桑人を紹介しました。
企画展の詳しい情報はこちらをクリック →
〈展示図録〉 ~好評発売中~
500円 お求めはお早めに
秋山桑人が描いた郷土の偉人三傑の絵巻作品をはじめ、油彩画や軸装、襖絵、スケッチや挿絵原画などを掲載しています。また、「平将門公一代絵巻」、「中山茶顛翁一代絵巻」、「間宮林蔵一代」、「大塚戸花火絵巻」に添えられている詞書も収録しています。
秋山桑人(1914-2008)
秋山桑人(あきやま そうじん 本名 正三)は、大正3年(1914) 茨城県結城郡五箇村福二(現 常総市)に生まれた。旧制水海道中学校を卒業後、上京して川端画学校、本郷絵画研究所、太平洋美術学校で絵画技術を学んだ。戦中は応召し、復員後は会社勤めの傍ら絵画制作を続け、展覧会や新聞、雑誌等で作品を発表した。その題材は風景や静物のほか、失われつつある郷土の民話や風俗など多岐にわたっている。
【会場の様子】
初公開となる郷土の偉人の業績を描いた絵巻作品や仏画のほか、油彩画や掛軸など150点以上を展示しました。
会場には、連日、個人やグループ、団体を問わず県内外から多くの方が訪れ、平将門、中山元成、間宮林蔵という郷土の3偉人の業績を描いた歴史絵巻を観覧しました。また、秋山桑人が描いた故郷の風景や懐かしい風俗画を鑑賞し、自身の思い出話に花を咲かせる来館者も多数いらっしゃいました。
企画展「魅惑の切り絵アート -現代切り絵作家秀作展-」
会 期 8月1日(火) ~ 9月16日(土) ※入場無料
会 場 坂東郷土館ミューズ(坂東市立資料館)
開館時間 平日:午前10時~午後6時30分/土日祝:午前10時~午後5時
茨城県と隣接県地域で活躍する切り絵作家14人の作品を展示し、繊細にして細密な「切り絵芸術」の魅力を紹介する展覧会を開催しました。会場には切り絵作品76点が出品され、身近にして奥深い芸術「切り絵の世界」を紹介しました。
後 援 日本きりえ協会
[出品作家]
相原 信雄 (土浦市)
川原田幹夫 (阿見町)
黒澤知慧美 (水戸市)
木幡 栄 (古河市)
齊藤 幸子 (土浦市)
佐藤 登 (常陸大宮市)
冨山 明峰 (常陸大宮市)
藤井 妙理 (土浦市)
和田 賢次 (坂東市)
小西 明子 (柏市)
日比野拓歩 (野田市)
杉浦 正道 (川越市)
筑間 美里 (越谷市)
野本 恭子 (鴻巣市)
企画展「古墳時代の坂東 -沼のほとりで暮らした人々ー」
会 場 坂東郷土館ミューズ(坂東市立資料館)
会 期 6月10日(土)~7月23日(日)
休館日 月曜日、祝日の翌日(※祝日は開館)
開館時間 平日:午前10時~午後6時30分/土日祝:午前10時~午後5時
※入場無料
坂東市の遺跡から発掘された古墳時代の土器・石器などの出土品を通して、古代の人々の暮らしを紹介しました。
開館20周年記念特別展「孤高の画人 粛粲寶 作品展」
【 会 期 】 平成29年2月25日(土)~5月28日(日)
【開館時間】 平日=午前10時~午後6時30分 / 土・日・祝日=午前10時~午後5時
【休 館 日】 月曜日(祝日の場合はその翌日)、祝日の翌日※祝日は開館しています
【入 館 料】 無料
花鳥風月や人物画などを題材に、おおらかで文人画調の独自の作品を残した画家・粛 粲寶(しゅく さんぽう)の展覧会を開催しました。※会期中作品の入替えを行いました。
特別展の詳しい情報はこちらをクリックしてください →
[特別展チラシ]
チラシのダウンロードはこちら → 【チラシPDF】
※会場で配布しているチラシの形でご覧になりたい方は、A3サイズで両面印刷し両端折り(観音折り)をしてください
粛 粲寶(しゅく さんぽう 1902-1994)
粛 粲寶(本名 水島太一郎)は、明治35年(1902)新潟市に生まれた。大正7年(1918)に上京し、働きながら大倉商業高校(現・東京経済大学)に学ぶ。大正11年洋画家・黒田清輝が主宰する葵橋洋画研究所に入所。昭和4年(1929)帝展、昭和5年院展に初入選。さらに昭和6年帝展に入選し、この頃より同郷の日本画家・小林古径に師事する。昭和8年頃より一度絵から離れて奈良の古寺での寄食生活をするが、昭和12年再び作家活動に入り、以降個展を中心に作品を発表し、没するまで60年近く画業一筋の人生を送る。平成元年(1989)東京から茨城県境町に転居し、平成6年に死去した。
【展覧会場の様子】
どの会派にも属さず「孤高の画家」と呼ばれ、独特の画風で人気を博した画家・粛粲寶の作品が一度に見られる展覧会となりました。展示された数多くの作品は、会場を訪れた人たちの心を魅了し、日々新たな粛粲寶ファンが誕生しました。坂東市周辺地域だけでなく、東京、そして粛粲寶の故郷・新潟などからも大勢の方が来館しました。
【平成29年度の所蔵美術品展】
坂東郷土館ミューズ(坂東市立資料館)が所蔵する様々な美術作品の中から、テーマに沿ったものを展示いたします。
平成29年度は2回開催しました。
【貸館展示】
貸館展示「 見て ふれて 楽しい考古学
-茨城県教育財団調査遺跡紹介展2017-」
県教育財団が調査した遺跡のうち、常総市や常陸太田市などの5遺跡から出土した遺物を展示・紹介しました。
会 期 2月3日(土)~2月25日(日)
会 場 坂東郷土館ミューズ
開館時間 平日:午前10時~午後6時30分/土日祝:午前10時~午後5時
休館日 月曜日(祝日の場合はその翌日)、祝日の翌日
【問い合わせ先】茨城県教育財団 029-225-6587
【関連イベント】調査成果発表会(参加自由)
日 時 2月17日(土) 10:30~
会 場 郷土館ミューズ視聴覚ホール
発表者 茨城県教育財団調査員
発表遺跡 築地遺跡、見川塚畑遺跡、吉原向遺跡
貸館展示「先生たちの美術品展6」
県西・県南地区の小・中学校に勤務している先生たちの作品展を開催しました。また、会期中、美術教育の視点からワークショップや講演会などの教育プログラムを実施しました。
会期 1月7日(日) ~1月28日(日)(※最終日は午後3時まで)
開館時間 平日:午前10時~午後6時30分/土日祝:午前10時~午後5時
休館日 月曜日(祝日の場合はその翌日)、祝日の翌日
貸館展示「第27回 日新会書展」
書道日新会会員の刻字及び書作品を展示しました。
会期 9月20日(水) ~ 9月24日(日)
平成29年度企画展
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせ先は資料館です。
〒306-0502 茨城県坂東市山2726番地
電話番号:0297-44-0055又は0280-88-8700
メールでのお問い合わせはこちら- 2022年11月16日
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