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坂東郷土館ミューズ

ミューズ企画展「幕末維新期の郷土史話」を開催しました

企画展「幕末維新期の郷土史話」  
幕末明治期の郷土史話チラシ表
 岩井の地で命を散らした尊攘志士たち、新政府軍と旧幕府軍が戦った岩井戊辰戦争、西南戦争に従軍した若者たちなどをとりあげ、幕末から明治初期に起きた郷土関連の出来事を紹介しました。

【会 期】 3月16日(火)より再開~3月21日(日)まで延長しました
      (変更前)令和2年10月17日(土) ~ 令和3年1月31日(日)
      ※1月8日(金)から3月15日(月)まで臨時休館
【会 場】 坂東市立資料館(坂東郷土館ミューズ)
【開館時間】平日 午前10時~午後6時30分/土日祝 午前10時~午後5時
【休館日】 月曜日(祝日の場合はその翌日)、祝日の翌日、年末年始(12/28~1/4)
【入場料】 無料

【重要】坂東市立資料館の再開と会期の延長について
 市内や近隣地域で新型コロナウイルス感染症患者の確認が続いていたことから臨時休館しておりましたが、茨城県の定める指標(人口1万人あたりの新規陽性者数)を下回ったので、下記のとおり企画展を再開、延長しました。
【期間】3月16日(火)から3月21日(日)まで

同時開催「郷土館ミューズ美術品展」
同時開催01同時開催02

【重要】新型コロナウイルス感染症拡大防止にご協力ください。
 新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、入館・施設利用にあたっては、感染症拡大防止対策として、マスク着用、手指消毒、ソーシャルディスタンスの維持、長時間の滞在を避ける、来館者の氏名・連絡先の記入をお願いするとともに、咳や発熱等の症状がみられる方、体調のすぐれない方は入館をご遠慮ください。利用者の皆様には、大変ご不便をおかけいたしますが、 ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

【アクセスが向上しました】
 首都圏中央連絡自動車道(圏央道)が開通し、坂東ICより車で約10分で郷土館ミューズへ来館できるようになりました。この機会にぜひ、展覧会へご来場ください。

[企画展チラシ]
幕末明治期の郷土史話チラシ表幕末明治期の郷土史話チラシ裏

チラシのPDFデータはこちらをクリック → チラシPDF

[企画展概要]
 幕末の動乱を経て、明治維新に至る時代、日本各地では語り尽くせぬほどの騒擾事件や戦争が勃発し、その余波は、関東・下総の一地方である現在の坂東市にも波及しました。元治元年(1864)の天狗騒動では尊王攘夷を志した若き志士たちが岩井の地でその命を散らし、慶応4年(1868)の戊辰戦争では新政府軍と旧幕府軍が岩井宿で戦った所謂「岩井戦争」が発生しています。さらに明治維新を迎えても、明治10年(1877)の西南戦争では郷土出身の若者が従軍し、多くの戦死者を出しました。こうした歴史的事実は150年以上が経った現在では人々の記憶からも遠ざかり、わずかに遺族たちが保管する遺品や市内に残る石碑などがその事実を伝えるのみとなっています。今回の展覧会では、幕末維新期に起こった多くの事件とともに、同時期に活躍した郷土の人々の事績を展示し、幕末から明治初期に起きた郷土の知られざる出来事を紹介します。

[展覧会図録]

幕末明治期の郷土史話図録
価格 500円

 展示内容を解説した図録です。幕末明治期の坂東の地で起こった事件や同時期に活躍した郷土人について詳しく紹介しています。

[展示内容]

《1 岩井で斬られた尊攘志士たち 元治甲子 天狗騒動》
 元治元年(1864)、水戸藩内外の尊王攘夷激派が筑波山で挙兵したことによって引き起こされた一連の争乱を「天狗党の乱」「天狗騒動」と呼びます。挙兵後の天狗党は、近郊豪商・豪農への軍資金供出の強要を行い、常陸を戦場とした幕府追討軍との攻防戦、そして京都を目指し西上するも投降者が斬首・遠島・追放になるという悲惨な結果を迎えました。
 この行動に参加するも、意見の相違で分裂し、それぞれ別行動を取るようになったグループがいます。岩井(現・坂東市岩井)で斬首された12名の若者たちも、攘夷決行のため行動した集団でしたが、自首・捕縛され刑場の露と消えることとなりました。岩井で命を散らした若き志士たちを中心に、郷土にも波及した天狗騒動の余波を紹介します。

殉難志士之碑
岩井で斬首された12名の志士の名が刻された殉難志士之碑(坂東市立岩井第一小学校)

上申書
12名の志士の一人・塙又三郎(19歳)が獄中で記した幕府に対する上申書『攘夷六事興国策三難』(冒頭部分・坂東郷土館ミューズ蔵)

錦絵耕雲斎筑波山籠
天狗党の筑波山挙兵を描いた錦絵(水戸市立博物館蔵)

勇範日記
筑波山中の天狗党を描いた古文書『勇範日記』より(個人蔵)

《2 戊辰戦争 岩井の戦い 旧幕府軍と新政府軍の戦闘》
 慶応4年1月(戊辰の年・後の明治元年)、鳥羽伏見の戦いから始まる旧幕府軍と新政府軍との戦いは、日本国中を巻き込む内乱(戊辰戦争)に発展しました。4月に江戸が無血開城されるも、徹底抗戦を主張する大鳥圭介(旧幕府陸軍歩兵奉行)ら旧幕臣や佐幕諸藩士たちは続々と江戸を脱走しました。
 脱走した旧幕府軍と新政府軍の小競り合いは当地方にも及び、慶応4年4月20日、岩井と鵠戸の村境において砲弾や銃弾が飛び交う戦闘が行なわれました。この戦いは『岩井戦争』とも呼ばれています。戊辰戦争のなか、地元で行われた戦闘について紹介します。

難渋届
岩井戦争の数日前に岩井村や逆井村を通過した大鳥圭介軍による難渋を訴える古文書(個人蔵・古河市三和資料館寄託)

砲弾
岩井戦争で使用された大砲の砲弾(個人蔵)

茶釜
新政府軍が残していった島津家紋章入りの茶釜(個人蔵)

田中甚吉墓碑
岩井戦争で戦死した長州藩士・田中甚吉の墓碑(坂東市岩井 高声寺)


《3 西南戦争への従軍 遺族が守り伝える先祖の記憶》
 明治10年(1877)に起きた西南戦争(西南の役)は、一連の士族反乱の中でも最大規模のもので、日本国内で起こった最後の内戦として知られています。その戦争に我が郷土の先人たちが従軍し、多数の若者が戦死しています。明治初期に徴兵され、生まれ育った故郷から遥か遠く離れた九州まで出征して壮絶な戦死を遂げた先人たちの足跡の一端を紹介します。

招魂軸
西南戦争で戦死した兵士の招魂軸(個人蔵)

死亡診断書
戦死者の生家で保管されていた死亡診断書(個人蔵)

湿板写真
生家に保管されていた湿板写真(個人蔵)

海老原綱五郎碑
市内には個人で建碑された招魂碑・墓碑が多数残されている

西南征討日誌
当市出身の兵士が記した戦争の記録『西南征討日誌』(坂東郷土館ミューズ蔵)

《4 幕末維新期の郷土人》
 兵法家・医者など多彩な才能を発揮した金久保陶庵、勤皇家・漢詩人として知られる間中雲颿、長崎で医学を学び開業医として活躍した間中節斎など、同時代に活躍した郷土の人々の事績を紹介します。

人体解剖図1人体解剖図2
金久保陶庵関係資料より人体解剖図(坂東郷土館ミューズ蔵)

寿蔵碑
間中雲颿寿蔵碑(岩井 高声寺境内)

間中節斎像
間中節斎像(二世五姓田芳柳画 個人蔵)

[様々な資料が展示された会場]
幕末維新期の郷土会場01幕末維新期の郷土会場03
幕末維新期の郷土会場05幕末維新期の郷土会場08
幕末維新期の郷土会場07幕末維新期の郷土会場06

[会場の様子]
幕末維新期の郷土会場09幕末維新期の郷土会場10
幕末維新期の郷土会場13幕末維新期の郷土会場14
幕末維新期の郷土会場11幕末維新期の郷土会場12

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問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは資料館です。

〒306-0502 茨城県坂東市山2726番地 

電話番号:0297-44-0055又は0280-88-8700

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